スタイリストとして活躍する上で役立つ資格について

スタイリストとして活躍するためには、明確な資格は必要ありません。多くの場合は、事務所に所属したり、師匠となるスタイリストのアシスタントなどを経て独立する人も多いため、決して免許を取得しなければ出来ない仕事ではありませんが、取得することによってより仕事にい役立つ資格というものもありますので、紹介してみたいと思います。

色彩検定

元々は「ファッションカラーコーディネーター検定試験」としてはじまったこの資格は、「ファッションコーディネート色彩能力検定」と改称され、現在の名称「色彩検定」となりました。
資格のスタートがファッションやアパレルといったものから始まれっていますが、色彩に関する基礎や配色、インテリアなど幅広く応用が出来る資格ともなっているので、デザインや広告
といった仕事に携わる人にも重宝されている資格となります。

洋服の色の組み合わせなど感覚的にわかるものもあるとは思いますが、資格を取得することによって、より理論的にその背景を理解していることは提案するコーディネートの説得力を増す、大きな助けにもなります。

色彩技能パーソナルカラー検定

色彩検定とは違う団体日本パーソナルカラー協会が実施している検定資格です。肌の色・明るさや、髪の色、瞳の色などを元にその人に似合う色「パーソナルカラー」というものを導き出す能力を身についける資格となります。
スタイリスト以外にもネイリストや、メークアップアーティスト、コスメ売り場の店員さんなどにも取得者のいる広く役立つ資格の一つでしょう。

その人が好きな色が必ずしも似合う色とは限らないため、スタイリングの提案をする際には客観的にどの色が似合うのか?を提案することが必要です。その際にパーソナルカラーを提示してみるのも一つの有効な材料となるでしょう。

ファッションビジネス能力検定

ファッションをビジネスとして捉えることを基本として、顧客満足の向上や利益を得るためにはどのような戦略を立案する必要がるのか?などを総合的に身に付けることが出来る資格です。

最前線の現場で、スタイリストとして活躍することは勿論、将来的に自分自身で他のスタイリストなどのマネジメントなども行っていくこと目指すのであれば、この資格はより役に立つものとなるでしょう。ファッションやスタイリングをしっかりと「ビジネス」として捉え、どのように発展させていくのか?とった視点を持つことは、将来的にも非常に大切なものとなってくるはずです。

ここで紹介してきた資格はあくまでごく一部です。資格取得にあたって得た知識が、スタイリングに応用できる資格はほかにも沢山ありますので、是非さがしてみてください。

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